赤十字飛行隊 熊本支部

熊本支隊とは

About

全国37支隊、約100機の機体で様々な活動をしています。

隊長挨拶

Greeting

赤十字飛行隊は、昭和38年に結成され50周年を迎える事ができました。
赤十字飛行隊は、全国37支隊、約100機の機体で様々な活動を行っています。
50年間の主だった実績として、1985年の日航機墜落事故における無線中継、1991年の雲仙普賢岳火砕流における被害状況の情報提供、2002年には初めて臓器搬送など数多くのボランティア活動に努めてまいりました。
さて、熊本支隊ですが、昭和43年に発足し、これまでの主だった活動としては、熊本県、市の防災訓練への参加に加え災害が起きたと仮定した場合の血液、医薬品等の輸送訓練等を実施しております。
特に、近年実動した活動は、1995年阪神淡路大震災であります。
当時は地震発生の2日後、熊本からヘリを使い医薬品と300人分の粉ミルクを搬送しています。
又2011年3月11日の東日本大震災の時には、岡山支隊と協力し、岩手県の花巻空港まで医薬品、食料品等約1000人分の救援物資を搬送しております。
又2014年5月には熊本県との防災情報協定を締結、孤立地域に係る防災実働訓練などにも参加しております。

赤十字飛行隊熊本支隊長 新永隆一

組織構成

Organization

赤十字飛行隊は、災害時の飛行機による救援支援ももちろんですが、地上支援も行う組織です。
それぞれの支援は、FLIGHTとGROUNDと称しております。

FLIGHT TEAM
(フライトチーム)

大規模災害時、航空機を利用して空撮・物質輸送・人員輸送などを行います。
災害時の、被害状況の情報提供、医薬品、食料品、臓器輸送等、様々な活動を行います。
熊本支隊のFLIGHTチームは、パイロットがメインとなります。パイロットの多くは多種多様な技能証明を持っており、常に飛行技能の向上の活動を活発に行っております。

GROUND TEAM
(グランドチーム)

大規模災害時、航空機(FLIGHTチーム)を地上で支援します。
通常は、関係各所、協力隊員・企業への連絡調整と運営管理が主な業務です。
大規模災害が発生した場合には、空港の情報収集は勿論ですが、航空機の調整、パイロットへの連絡や航空機に同乗し、写真・動画等の撮影、被害状況を把握し、情報収集及び各部署への伝達業務を担当しています。
また協力企業からの食糧・医薬品・専門師の派遣、大型発電機・重機・クレーン・燃料等の提供、救援物資の陸上輸送など大規模災害に必要な物資を提供します。

法人概要

Overview

 運営母体 
一般社団法人くまもと飛行隊
代表・理事長
新永隆一
副理事長
三好恒紀
事務所所在地
熊本県熊本市北区植木岩野1375(株式会社九建内)
法人の目的

当法人は、赤十字社団員条に基づき、地震、台風、洪水、火災その他非常の事態が発生し、 または発生するおそれがある場合において、航空機による人名の救助、探索活動、情報収集、情報伝達その他社会生活の安定に貢献することを目的とし、その目的に資するため、次の事業を行う。

  1. (1)航空機を利用した災害救助活動、救難活動及び奉仕活動
  2. (2)救急患者及び特殊患者の航空輸送
  3. (3)救急医薬品、血液、臓器等の航空輸送
  4. (4)日本赤十字社からの要請に基づく救援活動
  5.   その他運営に必要な事業
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